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📀 出典のデータベース: LayerXのマーケティング施策
施策名
SaaS事業のブランド名を「バクラク」シリーズへ変更
🗓 更新日: 6/15/2025
公開中項目
施策内容
「LayerX インボイス」などのSaaS事業のブランド名を「バクラク」シリーズへと変更。「LayerX インボイス」は「バクラク請求書」に、「LayerX ワークフロー」は「バクラク申請」に、「LayerX 電子帳簿保存」は「バクラク電子帳簿保存」に名称を変更した。今後、SaaS事業の製品群を首都圏エリアだけでなく地方にも積極的に展開していく方針。
対象
顧客、首都圏エリアだけでなく地方の企業、潜在顧客
目的
サービス拡大を考えた際に、読み方や製品内容が正しく伝わりにくいという課題を解決し、製品の特長がより明確に、多くの人に伝わるようにすること。工数削減だけでなく「請求書処理が楽しみ」といったワクワクするようなエモーショナルな体験を提供すること。
実施時期
2021-12-10T00:00:00.000Z
成果
「LayerX インボイス」は直近9ヶ月で導入社数が約21倍に成長し、請求書処理総額は年換算で1,700億円(月次140億円)に達した。製品の特長がより明確に、多くの人に伝わるようになり、2023年3月期末までに3,000社の導入を目指すという具体的な目標が掲げられた。
すべての出典情報
LayerX、SaaS事業のブランド名を「バクラク」に変更 約1年後に3,000社 ...
#### LayerXのSaaS事業ブランド名変更について
LayerXは2021年12月10日、メディア向け説明会で「LayerX インボイス」などのSaaS事業のブランド名を「バクラク」シリーズへと変更することを発表しました。具体的には、「LayerX インボイス」は「バクラク請求書」に、「LayerX ワークフロー」は「バクラク申請」に、「LayerX 電子帳簿保存」は「バクラク電子帳簿保存」に名称が変更されます。
#### 事業の歩みとミッション
同社代表取締役CEOの福島良典氏は、ブロックチェーンを活用した事業を祖業とし、その後、コンサルティングサービスを通じて需要の高かった「SaaS」「Fintech」「Privacy Tech」の3領域に注力してきたと説明しています。これらの事業は「すべての経済活動を、デジタル化する。」というミッションのもとで取り組まれており、特に経済活動のデジタル化は大きなインパクトを持つと強調しています。

#### SaaS事業の成長
LayerXのSaaS事業は、2021年1月に「LayerX インボイス」をリリースし、その後「LayerX ワークフロー」「LayerX 電子帳簿保存」と隣接領域のサービスを拡大してきました。「LayerX インボイス」は直近9ヶ月で導入社数が約21倍に成長し、請求書処理総額は年換算で1,700億円(月次140億円)に達しているとのことです。

#### ブランド名変更の背景と目的
執行役員の牧迫寛之氏は、これまでの「LayerX」というブランド名では、サービス拡大を考えた際に読み方や製品内容が正しく伝わりにくいという課題があったと述べています。サービス名を「バクラク」に変更することで、製品の特長がより明確に、多くの人に伝わるようになることを期待しています。

#### 今後の展開と目標
今後は、SaaS事業の製品群を首都圏エリアだけでなく地方にも積極的に展開していく方針です。福島氏は、「バクラク」シリーズの普及を通じて、工数削減だけでなく「請求書処理が楽しみ」といったワクワクするようなエモーショナルな体験を提供したいと語っています。そして、2023年3月期末までに3,000社の導入を目指すという具体的な目標を掲げています。

#### 人材採用とマーケティング活動の強化
LayerXは、今後4年間でエンジニアやデザイナーを中心に、決済や経理といった領域に特化した人材など、500人の採用を計画しています。これに加えて、マーケティング活動にも注力していくことで、事業のさらなる成長を加速させる意向です。

#### 関連情報
* [JCBとLayerX、次世代金融とプライバシーに関するコンセプトペーパーを公開](http://enterprisezine.jp/article/detail/14724)
* [SaaS導入も70%以上が操作の難しさなどを課題に【LayerX 調査】](http://enterprisezine.jp/article/detail/14573)
* [LayerX インボイス、「会計freee」との連携を強化](http://enterprisezine.jp/article/detail/14328)