データベースに戻る
📀 出典のデータベース: 人工衛星・衛星データ活用(上流)スタートアップの資金調達リスト
スタートアップ名
InspeCity
🗓 更新日: 7/15/2025
公開中項目
概要
インドを拠点に、軌道上サービス・組立・製造(ISAM)ソリューションを開発するスタートアップ。衛星の寿命延長、推進、ドッキング技術に焦点を当てている。
分野
軌道上サービス(ISAM)
資金調達額
560万ドル(シード)
調達日
2025-06-25T00:00:00.000Z
出典URL
https://entrackr.com/snippets/spacetech-startup-inspecity-raises-56-mn-in-seed-round-9042994
資金調達ラウンド
情報なし
すべての出典情報
Spacetech startup InspeCity raises $5.6 Mn in Seed round
#### SpacetechスタートアップInspeCityがシードラウンドで560万ドルを調達
SpacetechスタートアップのInspeCityは、シード資金調達ラウンドで560万ドル(約4億6000万ルピー)を調達しました。このラウンドはAshish Kacholia氏が主導し、Speciale Invest、Shastra VC、Antler India、DeVC、MGF-Kavachh、Anicut Capitalが参加しました。
#### 会社の概要と技術
InspeCityは、IITボンベイの教授であるArindrajit Chowdhury氏によって設立された、ムンバイを拠点とするスタートアップです。同社は、人工衛星の寿命延長、推進、ランデブー、近接運用、ドッキング(RPOD)技術に焦点を当てた、軌道上サービス・組立・製造(ISAM)ソリューションを開発しています。
これらの技術は、人工衛星の運用効率を向上させ、宇宙空間での活動をより持続可能にするための、宇宙産業における重要な「分野共通技術」に該当します。
#### 過去の資金調達と資金使途
InspeCityは、2023年4月にSpeciale Investなどが主導するプレシード資金調達ラウンドで150万ドルを調達していました[1](https://www.moneycontrol.com/news/business/inspecity-raises-1-5-million-for-servicing-satellites-building-space-cities-10472601.html)。
今回調達した資金は、現在進行中の研究開発を支援し、同社の完全統合型寿命延長プラットフォームであるVEDA(Vehicle for Life Extension and De-orbiting Activities)のスケーリングに活用されます。VEDAは2027年にデモミッションが予定されています。
#### 戦略と将来展望
InspeCityは、世界の競合他社と比較して低コストの代替案を提供することを目指しています。また、日本のOrbital Lasers社とレーザーベースの宇宙デブリ除去ソリューションを共同で模索するためのMOUを締結しました。
同社は、米国とヨーロッパが主要市場であると認識しつつも、東南アジアと西アジアに新たなビジネス機会を見出しています。InspeCityは、2030年までに大幅な成長が見込まれる140億ドル規模のISAM市場をターゲットにしています。宇宙機製造やその後の運用・維持に関する技術革新を推進しており、ユーザー様が関心を持つ「宇宙機製造」および「分野共通技術」の領域において注目すべきスタートアップです。
このデータベースが役に立ちましたか?
あなたの仕事で調べたい項目をワンボタンでデータベースにできます。