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📀 出典のデータベース: 若年層向け新金融体験・スタートアップの資金調達事例
スタートアップ名
Kard
🗓 更新日: 6/19/2025
公開中項目
概要/特徴
フランスを拠点とするティーンエイジャー向けチャレンジャーバンク。個人のIBANとMastercardデビットカードを提供し、保護者向けの管理機能(週次・月次の送金予約など)も備える。オンライン決済用のバーチャルカードやスマートフォン画面の損傷保険などの機能も提供する。
セグメント/トレンド
Gen Z, Challenger Bank, Fintech for Teens
調達ラウンド
Seed
調達額(万ドル)
350
発表日
2020-09-23T12:00:00.000Z
企業評価額(万ドル)
情報なし
ユーザー数
50,000
累計調達額(万ドル)
700
本拠地
フランス
主な投資家
情報なし
設立年
情報なし
運営会社
情報なし
CO2削減目標
情報なし
すべての出典情報
Kard raises another $3.5 million for its challenger bank for teens ...
#### Kardの追加資金調達と事業概要
フランスのスタートアップKardは、ティーンエイジャー向けのチャレンジャーバンクであり、シードラウンドでさらに350万ドル(300万ユーロ)を調達しました。これにより、Kardのシードラウンドでの総調達額は700万ドル(600万ユーロ)に達しました。今回のラウンドはFounders Futureが主導し、Laurence Krieger、Michael Vaughan、Jon Oringer、Iris Mittenaereも参加しています。
#### サービス内容とターゲット層
Kardはティーンエイジャーに特化したチャレンジャーバンクとして設計されています。アカウントを作成すると、個人のIBANとMastercardデビットカードが発行されます。カードのブロック・解除、即時取引通知、他のKardユーザーとの送金・受取が可能です。過去1年間で5万人のティーンエイジャーがサインアップし、サービスは完全に無料で提供されていました。
#### 料金体系の変更と新機能
現在から、Kardは新規ユーザー向けの有料サブスクリプションに移行します。1家族あたり月額4.99ユーロ、または年間49.90ユーロで家族アカウントを作成でき、アカウントの数に制限はありません。
今回の変更に伴い、いくつかの新機能も追加されました。
* **保護者向け機能**: 保護者はKardアプリをダウンロードし、アプリからお小遣いを管理できます。週ごとまたは月ごとの自動送金設定、子供のカードのブロック、アプリとのカードペアリングによる即時送金が可能です。
* **ティーンエイジャー向け機能**: オンライン決済用のバーチャルカードが提供されます。スマートフォンの画面損傷保険(最大100ユーロ)が付帯し、黒、シルバー、ピンクの3種類のカードデザインから選択できます。
#### 今後の展望と競合
Kardは、Apple PayとGoogle Payの導入、貯金ポット機能、アプリ内でのパーソナライズされた割引の提供を計画しており、これらが新たな収益源となる可能性があります。
競合としては、PixPay、Xaalys、Vybeといった他のチャレンジャーバンクのほか、Revolut JuniorやLydia、そして従来の銀行サービスが挙げられます。新しい料金戦略がKardの今後の成長にどのように影響するか注目されます。
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